1998年6月1日からはじまったこのコーナーもとうとう1000台目のご紹介。久しぶりにBOB鈴木自ら執筆。本日で1000回って事は毎週更新してますから21年以上続けてるって事ですね。で、その記念すべき1000回目にご登場いただくこのBMWZ3M Coupe.東京店に通われてる方ならすぐわかる、AC Schnitzer Japanのショールームに飾られているあのZ3M Coupeです。
実はこの車輌。今はAC Schnitzer Japanの小林社長が所有して頂いているのですが、もともとのOwnerはこのコーナーの記念すべき第一回にサンタの格好で登場頂いた中井君のおクルマ。その時は真っ赤なZ3/1.9だったのですが、その後このZ3M Coupeに乗り換えVol.0061でも登場しています。その時と比べてもホイールやらサス(KW Ver.III)やら更に進化中ッ!でもその後中井君は病に倒れ他界しちゃったんです。
下手なスタッフより(笑)出勤回数の多かったほどのヘビーユーザーであった中井君が最後まで愛したZ3 M Coupeは絶対にグループで永久保存しようと言う事になり、色々ご縁があってAC Schnitzer Japan小林社長が所有されるも大事に大切に永久保存モードで、日々AC Schnitzer Japanのショールームに鎮座し、みんなを見守ってくれているといった次第です。着いてるPARTSもAC Schnitzer一色ですからねっ(*´∀`*)
1995年のStudie OPEN時はE36/318is乗ってて、もうすぐZ3/1.9が納車になるから、自分のメインファクトリーとしてふさわしいかどうか観に来ました、ってのが一番最初に来店してくれた動機だったのは今でもハッキリと覚えてます。ナンダこいつ?!ってwwwでも、それから亡くなるまでの間ほぼ毎週足繁く通ってくれました。ハンドリングにうるさくって、BMWらしいハンドリングに徹底的にこだわりやたらアライメントにうるさい漢でしたw
パーツの厳選も目が肥えてて、単なるドレスアップ興味には目もくれずパーツを変える事によって起こる“変化”に並々ならぬ強い興味を持ち続けそれでいて新しモノ好きでしたねぇw 決して人懐っこい性格ではなかったですがあの時間違いなくStudie常連グループの筆頭でした。BMWで走るの好きな人はみんな友だち!みたいな感じだったなぁ〜(*´∀`)
中井君が最後まで愛したブランドは一目瞭然なAC Schnitzer。ショートシフトやリアロールケージ等Z3 M Coupeの新しいパーツが届く度に我先にと装着して頂いたのが昨日の事の様に想い浮かびます。一度でいいから一緒にアーヘンの本社連れていきたかったなぁ。絶対ハマるであろうノルドシュライフェも一緒に走らせたかったなぁ。一緒にやりたい事まだまだいっぱいあったのに先逝きやがった(^_^;)
人に歴史ありと申しますが、Studieも今年で24年目。お陰様でブランドにも歴史ありですね。BMW馬鹿に絶対負けないBMW大馬鹿SHOPを作る!!!それがStudieを創業する時の僕の命題でした。まだまだやりたい事、出来る事は山盛りですが、皆さんのお陰でなんとか初志貫徹はここまで出来ているのかな、と思っています。各モデルが一世代づつ進化する中で、たくさんのお客様のお顔を想い出します。何世代も乗り継いで頂いているお客様もたくさんいらっしゃいます。
皆様に支えられるStudieは、いつまでも皆様を刺激し、狂喜乱舞して頂く発信元であり続ける事が重要であると思っています。自動運転が始まろうと、電気自動車が増えようと、その存在意義だけは必ず守って参ります。これからもスタッフ全員で無い知恵絞って、考えてわかんなかったらとりあえず行動しちゃって、皆様と共にJOYでHAPPYなより良いBMW Lifeを探していく所存でございますので、どうか末永くお付き合いのほど宜しくお願い申し上げますっ!中井君、行き詰まったら何か天国からヒント頂戴ねwww