1995年、横浜に1号店を構えるとほぼ同時に横浜を代表する世界のアーティストRoccoサトシ氏にカンパニー・マークの作成を依頼。Studieの目指すコンセプトを伝え、そして氏がイメージし閃いたDesignはコレでした。氏曰く...
との弁でした。
これら全てでStudie!これが我々のカンパニーマークです!
Studie ステッカー
サイドマーカー上の「+Studie-」ステッカーや、かわいいカンパニーマークステッカーが、弊社の一つの象徴になっています。
そのキッカケになることは不思議なほどハッキリ覚えていて、1995年の10月、スタディオープンから2週間くらい経ったころだったと思います。ミウラさんというお客様と、モリさんというそのお友達の方から「お店のステッカー貼って下さいよ!」って言われて、「じゃあ ココにッ!」と何気なくサイドマーカーの上に貼らせてもらったのが最初です。
意外とスワリがいいなってことで、その後うちのデモカーにもペタリ。お客様のBMWも含め、もう何枚貼ったのかは残念ながら記録がないです。でも相当貼らせて頂きました。2万枚とか3万枚とかの数だと思います、きっと。
そうこうしているうちに「貼って下さい!」「欲しいんですけど!」と言っていただける方が増えてきたのですが、売ることは最初から一切考えていませんでした。うちでパーツ買ってくれたお客様、メンテナンスにちょくちょく入れて下さるお客様に「うちのお客様だよッ!」、逆にお客様側からも「僕のメインファクトリーだよッ!」って相思相愛の印にペタッと貼るのが主旨であり、それは今も変わっていません。
その後「Studie's Studie」や「Studie GmbH」「Studie R@cing」「Studie AG」など、バリエーションが増えましたが、これまたすべて非売品であり、お客様とのコミュニケーションの距離に応じて差し上げています。いやらしく聞こえるかもしれませんが、通って、通って、通って頂いて初めて見えてくるものがあっていいと思っています。それが専門店ですからッ(^_-)。何でもお金で買えちゃうのも面白くないし、そういうのを大切にしたいし。個人的にとってもステッカーが好きで、エンブレムが嫌い(笑)。新車が納車になるとMだろうが何だろうが、まずエンブレムを外してステッカーを貼る。ステッカーって気に入らなかったら剥がして、また違うのを貼ればいいッ!っていう、カジュアル感がとっても好きなんです。
Roccoサトシ (ロコ・サトシ)
1970年代後半より、桜木町東横線高架下で、不思議なシルエットの壁画を描き始め、現在ではウォールペイントの創始者として周知されている。1989年横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイント、新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティー・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。1995年には市営バスのペイントが話題を呼んだ。民間からも数多くの壁画などの依頼を受ける。1995年より彫刻の森美術館に作品を常設。渋谷同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当。
一方、1990年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し、同市長より謝意宣言書が発布されている。ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に選ばれた。
そして1999年に横浜市文化賞奨励賞 芸術部門受賞。
作家活動と平行してさまざまなワークショップを行う。特に、街と学校と家庭とのつながりを深めるため、父兄、教職者、自治体などと話し合いを重ね、美術を通して子供達の生活や学校の環境の改革に力を入れている。