Studie Photo Contest 2010
tsukuさん
Title:Industrial Landscape
夜も眠らない工場地帯。無機質な配管が有機体のように縦横無尽に走り回る。近未来とも、スチームパンクとも思える1シーン。そこにポツンと置かれた1シリー ズの不思議な存在感。背後にそびえ立つ煙突の元から生み出されたのか、それともそこから逃げてきたのか。思わずそんなことを想像してしまう作品。偶然なのかそれともセッティングしたのか、クルマ自体のライティングも上手くきまっています。ウチのページとして掲載してみたいと思った作品、お見事第1位です!
【afimp 編集長 KUMASAKI KEISUKE】
Studie Photo Contest 2010
募集期間:2010年2月4日〜2月28日
テーマ :モノクロ
応募総数:286点
皆さん素晴らしいですね。bobサンの出した酷なお題(笑)を見事に作品としまし た。選考の基準としたのは、モノクロである必然性。カラーで見たいなと思った 作品は、今回は選んでおりません。
そしてもうひとつの基準は、僕の雑誌でも掲 載したいなという作品。グラビアページに載せたいと思えるものが数点ありまし た。
プロ?って思えるものもあって、いやはやレベル高いですね。もう次のお題が出されるというウワサがtwitterでささやかれています。来年も楽しみですね。
今回は超激辛評価とさせていただきました。
なんとなんと、まさかの10点満点なし! といいますのも、あまりにレベルの高い創作意欲のぶつかり合いとなりましたので、10点満点の基準を「村西一海巨匠と並ぶクオリティ」としました。
それは日本の自動車写真第一人者のひとりと同じクオリティ。いつでもプロとしてやっていけるというものです。簡単にプロ認定してしまいますと、さすがに各方面からお叱りを受けそうなので、最高点で9点! 写真集[スタディスタイル ダス・フォト]に掲載したい「傑作」がたくさんありましたよ(^_^)v
光栄にもみなさんの熱き作品たちを第1回目から審査させていただいてますが、回を重ねるごとに難しいテーマを課せられながらもレベルの高い作品たちを見ることが出来て写真家として嬉しい限りです。
今回はプロの我々でも考えてしまう位のモノクロと言う難しいテーマでしたが中でも匂いや音、色が伝わるドラマ性の強い作品が多くて驚きました!
5回目のフォトコンも楽しみでなりません。
みなさんお疲れ様でした。これからも写真を楽しんでください!
COCOさん
Title:サイドのZプレスライン最高!
家族でも、彼女でも、ワンちゃんでも、被写体をどれだけ愛しているかが写真にはハッキリと出るものなんです。この写真はまさしくZ4への愛情があふれんばかりに映りこんでいます。望遠レンズの選択もグッド(^_^)v
【Studie Style 編集長 NAKAMURA BUNTA】
SHIFT_さん
Title:流星!?
空のニュートラルグレーからなるグラデーションと主役の艶っぽい瑞々しいシルエット。そしてジェットのアクセントがこの1枚の作品性を大いに高めてる。
【Photographer SHIMAZAKI TOMOHITO】
KOKKOさん
Title:in the RAIN
音もなく降りしきる雨。それを映し出すフォグランプの光。浮かび上がる路面と 象徴的なリングライト。これぞモノクロでこそ表現できる美しさだと思います。 雨という状況を活かして、夜のBMWの顔を描き出した作品です。
【afimp 編集長 KUMASAKI KEISUKE】
Ucchiさん
Title:Msportsを引き立たせるMの影
手相にMのマークが出ているとバランスの良い運をもっているらしいです。それは別としまして、光がこのように差し込む、この瞬間にカメラを構えたことは偶然ではありません。必然です。才能です。手相をご確認ください♪
【Studie Style 編集長 NAKAMURA BUNTA】
COBAさん
Title:雨上がり...ADVAN Racing RS
ダイナミックなフレーミングと見事なまでの空の描写が印象に残る作品。モノクロながら空の濃いブルーと雲の柔らかな白さが伝わってくる。特徴的なホイルデザインを立体的に魅せてるところが最高。
【Photographer SHIMAZAKI TOMOHITO】
うえQさん
Title:白<スペースグレー<黒
ボディサイドを走るラインとフェンダーの作り出すグラデーション。ボディカ ラーがいい方向に働きましたね。裏側がライティングされた階段もいい感じで す。背景の歪みを修正すれば、さらにいい作品になったと思います。
【afimp 編集長 KUMASAKI KEISUKE】
@Chinn!
Title:risk
やんちゃな自分を演出して周りを盛り上げるタイプの@Chinn!さんですが、実はリスク管理も行き届いた慎重派(妄想)。写真のスピード感は200km超なのに、メーターは誤差まで計算したスッレスレOK。技アリです(^_-)
【Studie Style 編集長 NAKAMURA BUNTA】
1000さん
Title:Balaenoptera musculus
シャドーとハイライトのメリハリが印象に残る美しい作品。背景にスリットスクリーンを入れたことにより単調な仕上がりにならず、撮影者の光に対するコダワリが伺えた。
【Photographer SHIMAZAKI TOMOHITO】