Studie Photo Contest 2013
NIGHTさん
Title:スペシウム光線
過去からワープしてきたのか、それともこれから未来へと飛んでいくのか。X6というクルマを表現するのにこんなインパクトのある絵作りができるとは。光線の走り方、構図はカンペキ。シュニッツァーの特徴あるテールがギリギリ見えているのもニクイ演出ですね。スペシウム光線って、ホントはこんなんじゃなかったはずですが、それもまたタイトルの妙ということで、本当にお見事でした。
KUMASAKI KEISUKE [afimp. 編集長]
Studie Photo Contest 2013
募集期間:2013年3月1日〜4月15日
テーマ :Night
応募総数:179点
年々お題が難しくなっていくフォトコンですが、皆さん色々と試行錯誤されているのがよくわかります。デジカメの性能が上がって、今までは難しかった絵柄も撮れるようになりました。撮影したのはきっとまだ寒い時期でしょうから、僕らの苦労も少しは分かってもらえたかと(笑)。ま、そんなことはどうでもいいですね。ハッとさせられる作品が多かったのも、今回の特徴かと。これは提案ですが、画面だけでなく、ぜひプリントしてみてください。パソコンで見るのとは全然違う世界が広がると思います。というわけで、来年のお題ははたしてなんでしょうか?
毎度毎度の難しいテーマの下、撮影お疲れ様でした!
今年は“Night”と言うテーマで、ただ撮るだけではない夜間撮影と言う、知識と技量と少しの勇気(色んな意味で・笑)が問われた撮影だったのではないかと思いますが、それに臆することのない、みなさんのクォリティ高くギミックに凝った作品をたくさん拝見することが出来て、今年も楽しくも厳しく審査させていただきました。来年も無理難題なテーマかも知れませんが(笑)「これでどうだ!!」的な威風堂々たる最高の1枚を見せて下さいね!楽しみにしています。
今回のテーマは「Night」 「夜撮」は三脚、ライトなどの普段あまり使わないような機材も必要ですし、スナップでパシャ、とはいかない難しい撮影です。難しい反面、ロケハンをしたり、はたまた偶然通りがかった街角で、自分のイメージどうりの「ヒカリ」を見つけた時の喜びは、日中の撮影を超えたりします。 時間をかけてじっくり写真と向き合えるのも「夜撮」の醍醐味であったりします。 季節が季節だっただけに、「お花見ナイト」的な作品が多かったように思いました。また、朝夕のマジックタイムのものもありましたね。そうではなく、今回は純粋に「夜」を写し取った作品に、 個人的には多くのポイントを入れさせて頂きました。
なめていた訳ではありませんが、思いのほか秀作が多く愛車であるBMWへの愛の深さを感じました。今回はテーマがナイトと言う事で、かなりシチュエーションが限られていたにもかかわらず高レベルの作品が多かったように思います。 個人的には、走りの写真や変わった構図で撮影したもの。いわゆる攻めた感じの写真に対して高得点を入れました。非常にレベルの高いコンテストだと思いますので、トップ10に入った作品はどこに出しても恥ずかしくない作品だと思います。 今後も写真に撮りたくなるような車に仕上げ、撮るポイントを押さえておくことで上位入賞が望めると思います。また次回、皆さんの作品に会える事を楽しみにしています。
Trishさん
Title:Unusual space
高精細な描写が目を引く、「静」と「動」を感じさせる作品。 一見、ただ停まって撮影した風に見えますが、背景の工場、車体の角度、ライティングなど実は緻密に計算して撮影した作者の意図が伝わって来ました。 活動的な工場と正反対のクルマの静が絶妙に合わさった渾身の1枚!!
SHIMAZAKI TOMOHITO [フォトグラファー]
懲りない爺さん
Title:ご主人様が帰ってこない.....
格子状の窓が特徴的な建物のゆるい光と、タイル状の路面を照らす青いヘッドライトの強い光線がなんとも幻想的な雰囲気を創り出しています。それだけでも画になるのですが、あえて人影を写し込んだ事で、フレームの中に「動き」が出たのがこの作品のポイントです。忙しない街のなか、自分の時間だけが止まったように思えるBMW。ヒト恋しいクルマのキモチになった、タイトルも絶妙です。
TAMURA WATARU [フォトグラファー]
べんべさん
Title:Stille 〜静寂〜
街灯のオレンジが見事。色のバランスが、素晴らしいと思います。欲を言えば、反対車線に止めて手前の手すりを切りたかったかな。
ORIHARA HIROYUKI [フォトグラファー]
fumioさん
Title:艶やかに
まさに映り込み勝負!という感じですが、丁寧にケアされているボディあっての絵柄です。E90/323の特徴あるサイドのプレスラインが、これまた特徴的な建物の回廊で美しく表現できていますね。黒く落とした部分に、タイトルや本文を入れたくなってしまうのは雑誌屋の性なのでしょうか。今度ロケ地を僕だけにこっそり教えてください(笑)
KUMASAKI KEISUKE [afimp. 編集長]
wataさん
Title:old, but still fascinating.
視点、構図と流石、連覇チャンプ!と思わせる作品。クルマの撮影となるとどうしてもクルマ全体を撮ってしまいがちですが、ちょっとした視点の変化でここまで個性的な作品に仕上がるのだと言うお手本ですね。またミラーやALPINAロゴの入り具合、東京タワーもイイカンジに収まった構図は憎たらしいくらい“センスがイイ”の一言に尽きます。今回は残念な結果になってしまいましたが、また来年我々審査員を唸らせる1枚をお願いしまっす!
SHIMAZAKI TOMOHITO [フォトグラファー]
tetsuuunさん
Title:monotone!
無機質の中に佇むBMW。クルマも確かに「機械」という無機質なのですが、このようなシチュエーションでは、コンクリートの林のなか、何やら動き出す瞬間を待つ動物の様に見えます。ボディサイドのプレスライン上部にだけ当たった光も、そんな印象をより深く感じる要因です。ロケーションと光を上手に使った作品ですね。
TAMURA WATARU [フォトグラファー]
BOB@Studie AGさん
Title:モノクロサイコー♪
アングルの良さが際立った作品。モノクロなのに夜桜のピンクが想像できる秀作だと思います。
ORIHARA HIROYUKI [フォトグラファー]
Matsu71@Chibaさん
Title:Olive Eyes
モノクロではなく、わずかに残ったボディカラーとエンブレムの青が絶妙です。大胆に写りこんだ東京タワーの歪み具合で、ボンネットの抑揚を表現。グリルのクロームの美しさも出せましたね。左手奥、路面のラインをワザと入れたのであれば、素晴らしいですね。成功していると思います。大判でプリントしてみてみたい作品でした。
KUMASAKI KEISUKE [afimp. 編集長]